保証金ってなに?敷金・礼金との違いは?
礼金・敷金・保証金。
どれも入居時にかかる費用ですが、なにが違うのでしょうか?
ざっくりと説明すると
礼金・・・大家さんに払うお金。
敷金・・・大家さんに預けておくお金。
保証金・・・敷金とほぼ同じ意味。
という具合です。
礼金というのは、大家さんに「家を貸してくれてどうもありがとう」という、お礼の為に払うお金のことです。
田舎から子供を上京させるときにその親が下宿先の主人に手土産を持たせた名残りという説や、もっとずっと昔からの慣習という説もあります。
敷金と保証金は「何か」問題があったときのために預けておくお金です。
「何か」というのは、例えば家賃を滞納してしまった時とか、部屋の設備を壊してしまった時とか、そういったトラブルの事です。
ですので、もちろん規約通り綺麗にお部屋を使っていたら、基本的には退去時に戻ってくるお金です。
ここで、気を付けたいのは「敷引き・償却」等の表記です。
この表記がある場合は、その分は「戻らない」という意味になります。
例えば「敷金2ヵ月 敷引き1カ月」という表記があれば、1ヵ月分の敷金は戻りません。
「保証金2カ月 契約時償却」 この表記も「2カ月分の保証金は戻りません」という意味になります。
余談ですが、一般的に関東では「敷金」、関西では「保証金」という呼び名が一般的な呼称なのだとか。
敷金を払ったのに退去時に全然返ってこない!なんていうトラブルを防ぐためにも、契約時にもらう書類はまとめて保管しておきましょう。
不動産屋さんの広告などで「礼金0キャンペーン!」というのも見かけます。
これはとてもお得なので利用したいですね♪
よくあるのが「今月中の成約に限り 礼金0円!」という文句です。
申込を入れる日が月をまたぎそうな場合などは事前によく確認をすると安心です♪