初期費用っていくらかかるの?
そろそろ引越ししたいな~と思うけど、気になるのが、「実際いくらかかるの??」というお金の部分ですよね。
不動産屋の、店先などに貼ってあるこのような募集図面。
なんとなく見たことありますでしょうか?
間取りや、面積など物件の情報がここにまとめて記載されています。
初期費用や契約に関することも小さい文字ではありますが書いてあります。
気になる物件があるときは不動産屋さんに「初期費用が知りたい」と伝えれば、計算して教えてくれます。
何がいくらかかるか気になる方のために、ちょっと細かく解説してみます。
まずは月々のお支払いに当たる部分は①+②です。
賃料と共益費(または管理費)の総額になります。
この物件の場合は合計で100,000円です。
そして、③④⑤の項目についてですが、
③敷金:大家さんに預けておくお金
③礼金:大家さんにお礼として支払うお金
④保証システム利用料:保証人を立てる代わりに利用するサービス
⑤鍵交換代:安全の為、入居者ごとに鍵を交換します。
という内容です。
物件によってこの項目はかなり違いますので、申し込み前によく確認が必要です。
と、ここまでが募集図面に記載された情報ですが、実はこの他にも契約の時に必要な費用があります。
⑥当月分日割家賃:この場合10/20~入居と仮定して賃料を出しています。(1日3,225円×12日=38,700円)
⑦翌月分家賃:次の月の家賃を先払いします。
⑧仲介料:仲介業者に支払う手数料(大家さんから直接借りる場合はかかりません)
以上の項目を、募集図面に乗っている項目に足していくと、初期費用の概算が出ます。
この物件の初期費用は496,300円となります。
初期費用は一般的にだいたい家賃の3倍~5倍程度の費用がかかると言われています。
初期費用を、安くする方法もいくつかあります。
例えば、敷0礼0の物件や、フリーレントがついた物件(指定された期間の賃料が無料)などです。
ただ、こういった物件を選ぶ際には、周辺の相場に比べて、家賃が高すぎたりしないかをよく確認してから決めたほうが良いです。
あまり貯金に余裕がない時や、急な引越しの時には初期費用をクレジットカードで払える不動産屋さんを選ぶと便利です。
気になる物件がいくつかあって悩んでいる場合は、ぜひ初期費用も合わせて比較してみてください♪